ブランド人になれたらいいな!
ルイ・ヴィトンのバックは一個数万円もするのになぜあんなに、売れるのか?
街行く女性の何人かに一人はルイ・ヴィトンのバックを誇らしそうに下げている。
ロレックスの腕時計は一個数十万円もするのに、どうして売れるんだろう。
旧式の機械式時計なのに。
ロレックスの腕時計は雑誌でも取り上げられて、すごい人気である。
実は、ぼくも欲しい。
無理だが。
機械式時計だから、机の上にほったらかしにしておくとすぐに止まる。
旧式の自動巻きだからだ。
月が変わる時には、リューズを回して日付を修正しないと狂ったままだ。
こんなに使い勝手の悪い商品は、他にはあまりないぞ。
今は、電波時計の時代だ。
ほったらかしでも時間が狂わない。
勝手に日本標準時に合わせてくれる。
しかもソーラーパネルで太陽光発電してくれるから、止まることが無い。
こんなスーパーな時計は、日進月歩の技術革新の結果生まれたものだ。
はっきり言ってすごいぞ。
しかも安いし。
旧式で使い勝手の悪いロレックス。
価格は高い。
最新技術の粋を集めて設計された使い勝手の良い電波時計。
価格も安い。
実用を取るなら絶対に後者だ。
しかし・・・
それでもロレックスは売れる。
なぜ、なぜなんだ?
これがブランドの威力か?
ぼくもロレックスが欲しい。
電波時計もいいが、やっぱりロレックスだ。
ロレックスが欲しい。
欲しい。
欲しい。
残念ながら無理である。
そういえば、このロレックスが欲しいという感情は、憧れの女性に対して抱く感情と似てはいないか?
多くの男性から羨望の眼差しで見られる美女。
若くて、フレッシュで、将来性が豊か。
その上優秀、さらにきれい。
ぼくの身近にもいるこういった女性は、存在そのものがブランドなのではないのか?
ブランド人と言えば彼女だ。
トリノオリンピックの女子フィギュア金メダリスト荒川選手は、まさにブランド人だ。
ブランドがブランド品の時計の価値を高めるように、金メダルが荒川選手のブランド力を高めている。
ブランドは会社だけではなかったのである。
人間にもブランドは存在する。
そう、ブランド人だ!
ぼくもブランド人になれたらいいな。
いや、なるぞ、絶対に。
ブランド人になれば、世間から尊敬される人間になれるわけだ。
今のぼくを知っている人は、100人くらいかも知れないが、ブランド人になれば世界中の10億人の人がぼくを知ってくれるようになるかもしれないわけだ。
「ふっふっふっ、はっはっはっ。すごいぞ、ブランド人。」
何せ、思考は現実化するからな。
しかし、いったいどうしたらブランド人になれるというんだ。
若くなくて、フレッシュじゃなくて、将来性も見えているぼくのことだが、何か手があるはずだ。
今は、分からんが。
これからは、ビジネスマンもブランドで勝負だ。
勝負の仕方は・・・・・知らん。